賃貸を学ぶ
賃貸だからこそ実現可能な暮らしとは
住宅ローンを組んでマンションを購入しておけば、二十年、三十年先には住宅ローンを支払い終わり、自分の財産にする事が出来ます。
一方、賃貸暮らしの場合は、同じマンション暮らしであっても、家賃を幾ら長く支払い続けても積み重ねにはならないので、自分の財産にする事が出来ません。
なのでそういった将来的な損得だけで見ると、購入した方が賢いと思えるものです。
ですが実際は、賃貸暮らしだからこそ実現可能な暮らしというのも存在しています。
というのも、新築のマンションでの暮らしというのは真新しい部屋に最新の設備が整っており、快適で多くの人が憧れるものです。
そのため購入する際も、新築マンションに拘る人は少なくありません。
ですがそうやって新築マンションを購入した人でも、新築の真新しさを感じながら、心地良く暮らせるのは、せいぜい一、二年程だったりします。
それ以降は、新築の真新しさはどんどん失われて行ってしまうのです。
ですが購入した以上は、長くそこに住み続ける羽目になります。
ですがこれが賃貸暮らしならば、新築マンションの真新しさがなくなった所で、契約を打ち切り、別の新築マンションに引っ越す事が出来ます。
こんな風に次々に新築マンションに移り住む事で、快適な暮らしを維持し続ける事が可能です。
意外と多い、賃貸のメリット
賃貸のメリットで最初に挙げられるのは、すぐに引っ越しが出来るという事でしょう。
もし、隣人に問題があったら。
近くに工場が建てられてしまったら。
賃貸ならば、わずらわしい問題に苛まれる心配はありません。
面倒な事になる前に、自分から出てしまえばいいのです。
続いて、災害に強いという面があります。
日本では、特に大地震がいつ起こってもおかしくありません。
それによって住む場所がなくなってしまっても、別の場所に移り住めばいいだけです。
また、住宅やマンションの購入のための時間稼ぎになります。
もし、時間の経過でその価格が落ちることがあらかじめ分かっていれば、購入を急ぐ必要はありません。
それがわずかな期間であるならば、安アパート等でも我慢できるでしょう。
そして、信頼できる管理会社によって管理されている賃貸ならば、建物の掃除や修繕を行う必要すらありません。
業者に頼んで清掃してくれる管理会社は意外と多いのです。
また、管理会社は通常建物保険を利用していますから、破損した場合は自費で治す必要がほぼありません。
もしかしたら、多少のわがままも聞いてくれるかもしれません。
住宅と、賃貸。
それぞれにメリットがあり、デメリットもあります。
それを見極め、快適な暮らしをしていきたいですね。
賃貸物件のセキュリティーを高めることにより入居率アップにつながります
賃貸アパートやマンションのオーナーの中には、物件が古くなり入居率が低くなってしまっている物件を抱えている方も全国各地に存在しています。
この場合はリフォームをする方法で入居率アップに期待することはできますが、セキュリティー能力が無いという物件の場合では、この部分を強化することも重要になります。
例えば全ての玄関ドアを最低でもディンプルキー以上に変更する方法、エントランスには防犯カメラを設置する方法や、エントランスにドアがあればオートロック機能を付ける方法も効果的です。
更に夜間になると暗がりになるような賃貸物件の場合、センサーライトを設置して暗くなると自動的に照明器具が点灯するようなセキュリティーも組み合わせることも最善策ではないでしょうか。
この状態に仕上げた場合では、女性が一人暮らしで物件探しを行っている場合では、不動産会社による内覧で住んでもらえる可能性を大きく高めることもできるのではないでしょうか。
賃貸物件の共益費が高い!どんなことに使われているの?
賃貸でかかる費用は大きく分けると家賃と共益費の2種類に分けられます。
家賃は純粋に専有部分の賃料となっており、室内の設備や広さ、立地などによって決められます。
基本的には1階よりも高層階、両隣に別の住宅がある部屋よりも角部屋のほうが高くなる傾向にあります。
一方で共益費は、専有部分以外の建物の維持費です。通路の電気やエレベーター、敷地内の清掃や植木の手入れなどにかかる人件費に充てられます。
管理人さんがいる物件の場合は、管理人さんの人件費もここから捻出されます。
グレードの高い賃貸物件では、家賃と比較しても高額になることがあります。
長く済むと更新が必要になることもありますが、この場合は家賃を基準に更新費用が決められます。
最近では更新費用を無くす代わりに毎月の家賃を少し高く設定したコースを選ぶことができる物件もあり、どのくらいのスパンで引っ越しをするか考えてから決めると良いでしょう。
更新はおおむね2年ごとに行われます。
ゼロスタートから始められる賃貸物件がお得
日本の不動産業界にはまだまだ古い商習慣が現代にも残されており、賃貸物件を借りる際には大家に敷金と礼金を支払う必要があります。
住まいを与えてもらいしばらくの間、お世話になるお礼や、家賃をしっかりと払い続けられることを証明するなどの目的から、家賃の数ヶ月分を支払います。
将来的に退去する際には返金されるルールになっているはずですが、ほとんどのケースでは原状回復やクリーニング代などを理由に相殺され、返金されないのが現状です。
しかし、住まいを手に入れるためには敷金と礼金を支払わなければなりませんが、初期コストの負担から契約するのを躊躇してしまうケースも少なくありません。
そんな方のために登場したのが、敷金や礼金だけではなく最初の数ヶ月の家賃が無料となるゼロスタートから始められる賃貸物件です。
初期費用を抑えたい方と入居者を募りたい大家を結ぶもので、双方にとってお得な手法です。
古い商習慣から脱却する時代になりつつあり、多くの人々にとって賃貸物件を身近なものにしています。
賃貸物件を借りる上で知っておきたい火災保険とは?
賃貸の火災保険とは、賃貸物件に住む入居者が加入する保険で、火災や水漏れなどによって自分の家財や借りている部屋に損害が生じた場合に補償してくれるものです。
賃貸の火災保険には、主に3つの種類があります。
まず一つ目の家財保険は、自分の所有する家電や家具などの損害を補償するもので、火災や落雷・爆発・水害・水漏れなどが対象です。
また、家財や現預金の盗難や、使えなくなった家財の片付け費用なども補償される場合があります。
二つ目の借家人賠償責任保険は、自分が火災や爆発、漏水などを起こして借りている部屋に損害を与えた場合に、オーナーに対する損害賠償責任を負うときに原状回復費用を補償するものです。
この保険は家財保険の特約として加入することが一般的です。三つ目の個人賠償責任保険というのは、日常生活で他人にケガや物損を与えてしまった場合に、治療費や慰謝料、修理費といった損害賠償責任を負うときに補償するものです。
例えば、水漏れで階下の部屋に損害を与えた場合や、自転車で人にぶつかった場合などが対象です。
賃貸物件を借りる際には収納スペースをしっかりチェックしよう
あまり住宅にお金を多く支払いたくないと思っている場合、ある程度生活に困らない機能や設備が整っていれば良いので賃貸物件を借りるだけで十分だと思っている若い人たちが最近増加していると言います。
しかし、一見便利で安く借りることができる賃貸物件の良さばかりが目立ちますが、実際に住んでみると使い勝手の悪さやもっと欲しかった機能などが次々に出てきてしまうことがあるので注意が必要です。
特に、収納スペースがあまりにもなくて困ってしまう方は非常に多く見られる傾向があります。
ウォークインクローゼット自体が存在していなかったり、あったとしても1帖分もないくらい小さなスペースしかなくて数着程度しかかけられないなど不便に感じることも多いので、契約する前にどれだけ収納スペースが確保されているのか詳しく調べておくおとが大切になるでしょう。
下見の依頼をすれば部屋の隅々までくまなく調べることができるようになるので、好条件の物件が見つかったとしても必ず下見することだけは忘れないようにしてください。
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◎2024/1/4
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